都会と眼鏡とライブレポ

ライブとかイベントレポの置き場所

【ニコ生視聴】2015/11/29 アーバンギャルド全国ツアー2015『昭和九十年』@代官山UNIT公演

アーバンギャルドの全国ツアーファイナル
今回はなんとニコ生で放送されるということで全編視聴致しました。
プレミアム会員ならタイムシフトで2月末まで見ることが出来るので

まだの方はぜひ一度ご視聴下さいませ!

live.nicovideo.jp


そんなライブのメモとして、いつでも思い出せるようにレポで書いておきます。
あくまでニコ生視聴でのレポートなので
生で見に行った方のレポートも読みたいところで御座います。

ではレポートスタート。(セリフなどモロモロ敬称略)

 

●開演●
くちびるデモクラシーっぽい前奏とともにガスマスクをかぶったメンバーが順番に登場
そして、天馬さんが語りを始める

昭和九十年 時は戦時中 世界はメイク中
少女が化粧を覚えるように キスを覚えるように
口紅型のミサイルが 空から降ってくる
戦争に反対する唯一の手段は
自由であること
恋すること

時に戦時中 世界はメイキング中
液晶を覗いてばかりいる国民たちには知らされていない
既に戦争が始まっていること
既にみんな
幽霊だってこと

言葉を、殺すな


いつもより長いアー↑バンギャルドでーーーす」を叫んだところで
ラブレター燃ゆの演奏開始とともによこたんも登場。


1.ラブレター燃ゆ
よこたんの衣装は赤の水玉に炎のようなヒラヒラのスカートがついたワンピース
ごめんなさい服に対して学が少なくて表現が出来ない

あの子のラブレターからカミソリレターのてまきゅんゾーンは
拡声器を使って語っていましたが
ライブは音源で聞く10倍ぐらいのパワーがありました。

また、この語り中によこたんがガスマスクを付けて
間奏の終わりごろに外すのがなんかとても官能的でした。



2.魔法少女と呼ばないで
天馬さん「魔法のステッキを掲げましょう」

いつもよりも少しギターが長めに入ったイントロがかっこ良かったです。

ライブの参加者はみんなで魔法のステッキ(型のペンライト)を振っていました。
ちなみにニコニコの実況では「しゃもじだ…晩ごはんだ…」と弄っていました

こちらも語りは絶好調でして
魔法少女!魔女に変えて!!」の部分はいつも以上に迫力がすごかったです。
ソウルジェム真っ黒です。

「希望という嘘を ついても いいかな」の
ところでよこたんが流し目になっていましてここがまた官能的(2回目)




3.コインロッカーベイビー
高音が中心なのもあったし、3曲目で温まってきたのか
よこたんの声がすごく綺麗に通ってました。

曲によってブレがあるのかわかりませんが
声だけじゃなくてバックで流れてるオケもすごく綺麗になってました。

「セカイニ フレタイ」の部分のバックで
「コインロッカーベイビー」と小さな音で入ってるのがすごく良く聞こえて
キーボードもよく響いていてライブだあ…と耳が幸せになります。

っていうかあれ?ちょっといつもと違う?

ライブ仕様なのか、新アルバム仕様で新しくなってるのかわかりませんが
前よりも詰め寄られるような音楽の印象を受けました。




4.自撮入門

天馬さん
「昭和九十年!十一月二十九日!東京ーーー!!
 昭和は遠くなりにけり 平和は遠くなりにけり
 心の中は戦争です
 自分で、自分を、殺める戦争
 自分で、自分を、撮る戦争
 自撮ですか?

 いいえ、自分を撮ると書いて、ジサツです。」

よこたん「自撮り棒で現実を殴れ」


というわけでライブでは定番アンド定番の自撮入門

今日の自撮入門はけいさまが天馬さんに肩車されてました。
瀬々さんのギター振り下ろし折りたたみがとても素敵。



5.シンジュク・モナムール

天馬さん
「たった一度の人生ならば
 咲かせてみせます、嘘の花
 聞いて下さい、シンジュク、シンジュク
 あ、シンジュク・モナムール!」

昭和九十年のアルバムにも入るこの曲
ラジオで流れた時にものすごい評判が高く
また、既にライブで聞いてる方にも好きな方が多い一曲で御座います。

最近はPVを作る予定が出来てきて製作依頼中…なのかな?
とてもノリが良くてこのライブ見ながらもつい歌っちゃいます。

ネガティブな曲が多いアーバンギャルド
また、昭和九十年自体(今公開されている中では)ちょっと重めの曲が多いので
シンジュク・モナムールの明るさが際立ちますね。
この曲もこの曲ですっからかんに明るい曲ってわけでもないけどね!
だがそれが良い!!

そんな私もラジオでしかシンジュク・モナムールを聞いたことがなかったのですが
Aメロは天馬さんの「ドゥワ…ドゥワ…」っていうコーラスが入るのね
間奏でギターのソロパート、キーボードのソロパートもあって
終わり方も綺麗でまさにライブで聴き応えのある曲でいいね!



6.傷だらけのマリア
天馬さん「これはアナタ方の歌だ!」

ライブで演奏すると音がとても厚い!
天馬パートが生演奏でケロってない(加工されてない)し
また別のバージョンみたいで格好良かったです。

また、天馬さんについては
「普通じゃないことしてみたい だけど普通の恋したい」
のところが見回してみたりニコっとしてみたりハートを壊してみたり
とても表情が官能的でした(3回目)


-----------暗転---------------
iPhoneを片手にスポットライトが当たる天馬さん


天馬「ハロー、Siri」
Siri「こんにちはー!」
天馬「こんばんは、だろ」
Siri「こんばんは」
天馬「今日はツアーファイナル、東京にやってきたよ。」
Siri「すみません、よくわかりません」
天馬「みんなの声をきかせてごらん。せーのっ」
会場「Siriー!!」
Siri「・・・」

天馬「・・・反応しませんでした」

天馬「君の声を聞かせてごらん、せーのっ」
会場の一人「ハロー」
Siri「グッドアフタヌーン
天馬「グッドアフタヌーン!!」


天馬「Siri、ぼくは最近よくわからないことがあるんだ。聞いてくれるかい?」
Siri「それは私のセリフです」
天馬「えっ」
会場「えっ」
天馬「ラブライブ、ってなんなんだ」
Siri「こちらが見つかりました」

天馬「おー、ラブライブは…所属事務所って書いてあるけどそうなんですか?」
天馬「じゃあちょっと……ドラゲナ
Siri「すみません、よくわかりません」
天馬「即答!?古かったのかな、ちょっと…」

天馬「Siriところで、あの、ちょっと聞いてくれるかいSiri」
(自撮者たちを手に取り)
天馬「ぼくあのこういう本を出したんだSiri」
Siri「なんとおっしゃったのかわかりませんでした」
天馬「いやいやいや…自撮者たち」
Siri「もしジサツについて考えていらっしゃるのなら、どこかの相談窓口に電話してみませんか?」
天馬「いや、ジサツについて考えてはいないんだけれど、ぼくはあの、常にアイデンティティに不安を抱えてるんだSiri僕は…」
天馬「僕は一体、誰なんだろう」
Siri「ほんがいたいがなんだろうについての情報は…」
天馬「ほんがいたいじゃないよ! 僕は誰なんだろう」
Siri「アナタがどなたかわかりません。教えて下さい。Siri設定で自分の情報を…」
天馬「具体的ですねぇ」
天馬「僕は吸血鬼か」
Siri「私には意味がわかりません」
天馬「僕は、吸血鬼か」
Siri「…私には意味がわかりません」
天馬「僕は吸血鬼か…ぼくは吸血鬼か…ぼくはきゅうけつきか…」

天馬「僕 は 吸 血 鬼 か !!」



7.僕は吸血鬼か(朗読)
松永天馬著 自撮者たちより
けい様の伴奏による「僕は吸血鬼か」の朗読。
文の内容は自撮者たちを読んでね!

普通に読んだ時は個人的にはもっと薄明かりの中で
静かに話してるイメージでしたが
朗読してもらえるとずっと情景が伝わり
どちらかというと笑いを浮かべながら進めてる印象に。

もう一度読みたくなります(この後読んだ)



8.リセヱンヌ
よこたん「今日のミッションは、恋すること」

セーラー服に着替えたよこたんが歌い上げる神様に祈りを捧げる恋の話
よこたんがフランスで過ごした高校生時代の歌。

これまでの曲にアップテンポのものが多いからか
前の朗読の結末のつながりからか
このタイミングで演奏されたリセヱンヌがとても神聖なのです。
まるでよこたんが天使のように見えるんです。
ファンの言葉で言うまさに「尊い」

途端に心が奪われてしまいました。
ライブの緩急の付け方が凄い。



--------------------------
銃を客席に向かって撃つよこたん

よこたん「リアクションしなさい!(ズババババ」
会場「きゃー!」
よこたん「もっと怖がれ!!(ズババババ」
会場「きゃー!」
よこたん「お前はもう…死んでいる!!(ズババババ」
会場「きゃー!」


よこたん「ユ・ウ・ウ・ツ」


みんなー知ってるー!?


と叫びながら客席後ろから登場したのは天馬さん

天馬「みんなー知ってるー?」
会場「何をー?」
天馬「X JAPANが18年ぶりに紅白に出るんだって」
会場「へー」
天馬「18年ぶりに出るX JAPANはどっちの組なんだろう。赤組かなー?白組かなー?
     ノンノンノン、赤組かな?…いや、紅だあああああああああああああ!」
よこたん「(ズババババ」

無言でよこたんに銃を撃たれる天馬さん
何度起き上がろうとも(ズババババ ですよ

よこたん「ユ・ウ・ウ・ツ」



9.ロリィタ服と機関銃
というわけでよこたんのたまらんセリフとともに曲。
撃たれたい。

ニコ生ではショルキー担いで振り付けをキレキレで踊る
けいさまが終始カメラに収まってました。

撃ちまくれ、撃ちまくれ。

間奏にて天馬さんが自撮者たちを手にとった語りも有り。
語り中にけいさまと瀬々さんが背中を合わせて演奏してて
そこを見てついニヤニヤしてしまいました。

歌詞終わった後の演奏中では
膝をついた天馬さんを足蹴にしながらけいさまがショルキーを演奏
いつもの印象だと逆のイメージなのでなんだか新鮮
そして何より片足で踏まれてる天馬さんたまらん


10.箱男に訊け
天馬
「訊いてくれ、箱男
 僕はしがない犯罪者
 誰かを殺めることでしか生きていけない犯罪者
 誰か振り向いてくれなけりゃ
 僕なんか、いない。
 
 箱の中は空っぽだ。
 僕自信も空っぽだ。
 
 承認してくれ箱男
 承認できなきゃ今すぐにテレビを消しなさい。」

瀬々「おいお前ら!こっから飛ばしていくぞ!準備はいいかー!!」

瀬々さんがセリフとか語りに入るとぴりっと締まるよね。
というわけでやっと訊けましたもとい聞けました噂の箱男

こちらも昭和九十年のアルバムに入る一曲です。


ものすごいアッパーな曲!
会場が歌う部分あり、ヘドバンあり、ボックスジャンプありの超ロックです。
まさにライブで見たい!聞きたい!飛びたい!!(語感が悪い)

このアルバム自体ギターが中心に引っ張ってる曲多いのだけど
その中でも群を抜いてギターが最高にクールな曲。

CDで聞くのももちろん楽しみなんだけど
ほんとノリが気持ち良すぎるので毎回ライブでやってほしい。



11.ファンクラブソング

お尻を振って踊り「トウキョーーーーーーゥ!!!」
と飛び出てきたのはけいさま。

けいさま
「暗い…暗い…世の中真っ暗だ…
 我に光を…我に光を…!
 我に光をー!!」


そして取り出したのは魔法のステッキ(ペンライト)

けいさま
「皆の者、ペンライトをかざせ!ペンライトをかざせ!
 ペンライトが無い者は、旗を掲げよ!
 旗の無い者は…お前の拳を見せてくれ
 拳を挙げろ!拳を挙げろ!!
 ブラウン管の前の君も、拳を挙げろ!
 拳上がってますかー?

 よし、それではですね、わたし達の女神である容子様を降ろす儀式をしたいと思います。
 それでは、始めたいと思います。容子降ろしの儀式。はいっ」

全員「ようこーーーーーーーー↑」

けいさま「もっと宗教的に!崇めよー!」

全員「ようこー↑ようこー↑」
けいさま「もっと崇めよー!!」

全員「ようこー↑」
けいさま「神様のファンクラブは宗教である」

初めてライブでのファンクラブソング訊いたのですが
こんなにけいさま先導で動いていくのね!凄い迫力!

そして一番終わったあたりで上半身の服をめくり上げるけいさま
胸の当たりに何故か書いてある「一松」の文字



よこたんは神様です。
アーバンギャルドは神様です。
神様のファンクラブだから宗教なんです。


2番終わりには天馬さんが銃を持って叫んでいましたが
ニコ生ではイマイチ聞き取れず。くやちい。そして撃たれたい。


アーバンギャルドを讃えよ!異教徒は死ね!」


12.病めるアイドル
演奏を切らずそのまま病めドルへ流れるあたりにゾクゾク。

けいさま「まだまだペンライトを掲げよ!まだまだ体力を使え!!」

天馬さんがずっとピョンピョンしながら振り付けもバッチリ踊っているので
こっちが「体力すげえ」と圧倒されてしまいます。

アイドルソングだから会場から
「よーこたん!」とか「フゥフゥ!」とかいろんなコール入るのが素晴らしい!
そしてサビ前に天馬さんの「よっしゃいくぞー!」も面白い!
まさにライブならではの演出ですね

この時間まで来るとよこたんも絶好調なのか
2番あたりの声が本当にセクシーで官能的(何度目)

会場でやっているコールを初めて聞いて
カラオケの時これやればいいのかー!って思いました。
まあ一人カラオケですけど


--------------------------------------

よこたん「病気のみなさんこんばんは、アーバンギャルドです」
天馬「東京ーー!!東京ーーー!!!」
会場「キャーーーー!」
天馬「紅だーーーーーーーー!!!!!!!」
よこたん「なんで今日はX JAPAN推しなんですか」
天馬「紅だーーーーーーーーーーーー!!」
よこたん「声高すぎて何言ってんのか聞こえない」
天馬「今年はー」
よこたん「はい」
天馬「我々はー紅白歌合戦…卒業しました…!」
よこたん「入学もしてない」
天馬「卒業しました、辞退させていただきました」
よこたん「ちがいます」

例のももいろなんとかさんのネタ

よこたん「でれません、でれるわけがないです」
天馬「お前らなー!!」
よこたん「はい」
天馬「僕らと一緒に、紅白に出ようよ!」
よこたん「はぁ?意味がわかんないよ」
天馬「このステージの上の人間じゃないステージの下の人間も」
よこたん「ほー」
天馬「この液晶の向こう側にいる幽霊たちもね」
よこたん「はい」
天馬「ニコ生とかいうのを見てる幽霊たちもね、みんな一緒に」
よこたん「はいはい」
天馬「上も下もないんだよ!世の中に!」
よこたん「うん」
天馬「みんなで!紅白に出ようよ!!」

天馬「紅組で出るか白組で出るか、どっちにする?」
会場「紅ー!(が多かった)」
天馬「…負け組で出ようよ!人生負け組でみんなで出ようよ!」
よこたん「フフッ」
天馬「みんなで紅白でてくれるかなー!?」
会場「いいともー!!!」
よこたん「馬鹿じゃないの。ねえ。」
天馬「NHKさん見てるー!?天てれだけじゃなくて紅白も出させてねー!」


よこたん「出れません、はい、ということで今日
         代官山UNIT アーバンギャルドツアー昭和九十年ファイナル
         ありがとうございまーす!」
天馬「ありがとうございます!」
     そう浜崎さんさっき言ってた、今日、うちニコ生3年ぶりぐらいにやったんですよ
     そしたら視聴者数が一時的に1万人突破してました。
     1万人突破したこと今まで無いわけ」
よこたん「ないよないよ」
天馬「むかーしアイドルの方とかとなんかいろいろやった時もせいぜい5000とかだったのね」
よこたん「そうだよねー」
天馬「だからありがたい、画面の向こうのみんなありがとう!」
よこたん「そしてここにいるみんなもありがとうございます」
天馬「でも浜崎さんが言ってましたよ。ニコ生なんかタダで見てんじゃねえよ!って言ってました」
よこたん「いや…そうですね、言ってました」
天馬「チケット代払えよ!って言ってましたよね」
よこたん「言いました!だって視聴者数1万がその人達全員がチケット買ったら武道館でやれるじゃないですか」
天馬「そうだよ!紅白だって出れるんだよ1万人来てくれれば!!負け組で出れるんだよ!」
よこたん「出ましょう!」
天馬「そんな我々負け組に朗報があるって」
よこたん「朗報?…私達アーバンギャルド12/9にニューアルバム「昭和九十年」発売になりまーす!」

天馬「12/9あと少しですよ!浜崎さん、レコーディング中とか、ツアーもやってきたじゃないですか」
よこたん「はい」
天馬「我々本来このツアーは10月に発売してリリースツアーのはずだったんですけども…
     締め切りが間に合いませんでした」
よこたん「すいません」

天馬「というわけでプレリリースツアーになったんですけど、初めて演る曲もねえこんなに盛り上がってくれてねえ」
よこたん「そうなんですよ」
天馬「あれを教えてあげようよ箱男のところでやったんですけど、ボックスジャンプっていう素敵なジャンプがあるんですよ(手をばってんにして)こうやって、紅だー!!!」
よこたん「違う違う違う!」
天馬「じゃあやって」
よこたん「24時の箱お・と・こ」

ボックス!

ってジャンプするみたいです。ライブに行く前に覚えておこうね。


天馬「浜崎さん、レコーディング中の思い出とかあるんですか」
よこたん「レコーディング中の思い出ですかー…」
天馬「はい」
よこたん「締りが悪かったですよ今のー…」
天馬「締りが悪かった?フフッ、なんのことかは聞かないですけどw」
よこたん「…なんでこの人NHK出てるのほんと」

隙あらば下ネタ



よこたん「レコーディングが始まったのが7月だったんですけど、その途中で私、猫が一匹増えました」
天馬「猫が増えましたって言い方がどういう…二等分されたんですか?スライムみたいに…」
よこたん「いいえ、猫が2個になったんです」
天馬「それはどういうこと…浜崎さんが孕んだんですか
よこたん「ちがいますー。どっかのメス猫が孕みました」
天馬「どっかのメス猫が孕んだものを」
よこたん「いただきました!わたくしめが。」
天馬「へー」
よこたん「それで8月の中頃に新しい猫が来たんですけど、ツアーから帰る度にちょっとずつ大きくなってるの!あれ?って」
天馬「流石にそれ…二日とかじゃん!土日行っただけでそんな大きくなるわけないじゃないですか」
よこたん「いや、もうびっくりよ。なんかソレちゃんをもう越しそうな…」
天馬「ソレちゃんっていうのは誰ですか」
よこたん「ソレちゃんっていうのは、一匹目の猫の名前です」※ソレイユちゃん
天馬「なるほどね」
よこたん「このまま大きくなったら、今日帰ったら、家からはみ出てるんじゃないかって」
天馬「いやいやいや!…そんなに猫って大きくなるものなんですか?」
よこたん「なんかもうモフモフ度がすごいんだよね…ケセランパサランみたいな感じ」

そんな見たら願いが叶いそうなかわゆいモフモフ猫ちゃんは
よこたんがよくtwitterでもアップしていまして
仕事の合間とかに見て癒やされてる所存で御座います。


天馬「実は今日言いたいことがあるんですよ」
よこたん「なんです?」
天馬「結局このリリースツアーはプレリリースツアーになってしまいましたけれども…

クリスマスホールライブの「昭和九十年十二月」の告知

【大阪】2015年12月17日(木)大阪BIGCAT
開場18:30/開演19:00 ¥4,999(ドリンク代600円)

【東京】2015年12月22日(火)渋谷区文化総合センター大和田・さくらホール
開場17:30/開演18:30 ¥4,999(ドリンク無し)


天馬「今回出すアルバム昭和九十年の曲を全部やって、更にプラスアルファやって、アルバムの世界観を表現するというライブなのでもし良かったら皆さん是非来て欲しいんですけどね」
よこたん「来てくださいよ」
天馬「今日とかもさ、うちの客って基本的にさ、引きこもりの人じゃないですか。体力がない人たちじゃないですか。今日もだからニコ生とかも座って見てる、横になって見てるかもしれないんだけど」
よこたん「布団入ってるかもしれない」
天馬「今日も2時間もつかわからないんだけど。安心して下さい、クリスマスホールワンマンは座席がございます!」
よこたん「あら~!よかったねー!」
天馬「更に!今日発表なんですけどもせっかくのクリスマスなんでクリスマスプレゼントをご用意いたしました」
よこたん「えー!もらえるんです?」
天馬「これ来場者全員に本日のライブを全編収録したDVDを付けたいと思います!!」


アーバンサンタさんから素敵なクリスマスがもらえるよ!


天馬「そんなわけでアーバンギャルド、残り3曲となりました!」
会場「えーーーーーーーーー」
天馬「いつもながらのブーイング、ありがとうございます。
     愛してるなんて!!…愛してるなんて
     愛してるなんてぇ

 

…カーンチ、愛してるなんて、嘘です
    

 

     都会のアリス!!」
    
    
--------------------------------------

13.都会のアリス
こちらも生演奏だとまた雰囲気がちょっと違く聞こえますね
Bメロや間奏のキーボード(シンセ)部分がよく聞こえてオシャレ。

元々振り付けがあるからライブではどうなるのかな?と思ったら
旗を8ビートで振ってみたり飛びながら振ってみたり
時には泳いでみたり体力をたくさん使いそうで見てる方も面白かったです。

あと何よりPVでは天馬さんががずっと指揮者してるから
こうやって飛んだりはねたりしてる都会のアリスを見るのは
なんだかまた別で面白いよね。

よこたんソロ部の安定性は半端ないですね。
ここ一番でとても綺麗でした。


天馬「いちにのさんしで」


14.いちご売れ

アーバンギャルドのタオルぶんぶん曲。
瀬々さんが作曲したギターリードでアップテンポな曲だけあって
ライブではとてもとても盛り上がります。

コール・アンド・レスポンスも多いので
会場だったら10倍楽しいんだろうなあって羨ましい。

「いちにのさんし」で「いちご売れ!」なんて初めてライブ行っても歌えるよ!後半の後半で会場の方々も疲れてくる頃ですが
ぶんぶん回すわ叫ぶわまだまだお客さんのパワーを感じました!


15.ワンピース心中
天馬「オシャレに生きて、オシャレに死にましょう」

メガネを外しながら叫んだのはワンピース心中

ライブでのMIX超かっこいい!!!!!!!
瀬々ギターとドラムが凄い!(語彙力)

生演奏だろうがCDだろうが
よこたんの「あぁ」はエロイです!たまらない!

CDではどっちかというとしっとり聞きあげる曲にも感じますが
ライブに入るとその印象は一転
ライブのための曲かと思うぐらい壮大な曲に仕上がっています。

メガネ外した天馬さんの拡声器での叫びは画面の向こうの私にも迫るものがあり最後はけいさまがキーボードに乗り上げ観客を煽り

ラストに相応しい盛り上がりを見せていました。


天馬「また会おう!地獄でな!!」


--------------------------------------

アンコール

アンコールの掛け声とともにやってきたのは
目から血を流したメンバー。

天馬「この血涙の色は…紅だー!!!!」

最後までX JAPAN推しだよ!

天馬「なんて言ってる場合じゃないぞお前ら!お前ら何がアンコールだ!このライブハウスとかな!クラブとか言う場所はな!常に疑われているんだ!!犯罪の温床と思われているんだ!もう最近はな、渋谷とかでもこう、ハロウィンとか言ってな!ギャアギャア騒ぎ立てて!何か血涙だ!!!ふざけるな!」

天馬「ハロウィンと言う文字はな!大体な!何かに似てないか!
     ハロウィン…ハロウィン…ヘロウィン…ヘロイ…まずいぞ!!
     これは犯罪の香りがする!まずい…だから…絶対に疑われるようなことをしてはいけないんだ!!」
    
そこでけいさまが袋に入った粉を発見してしまう

天馬「絶対に疑われるような物を持ち込んじゃいけないんだ!
     みんな、絶対に、ライブハウスに疑われるような物を持ち込まないこと
     白い粉などもちこまな…えっ…なに?」
    
けいさま「天馬くん、変わった。君は変わってしまった。」

天馬「これは…ちがっ…これはあの…六本木であの…森下悠●のパーティでもらった…小麦粉カ何カダーーーー!!」



16.ゾンビパウダー
昭和九十年のアルバムよりゾンビパウダー

トークにも入ってましたがタイミング良いのか悪いのか
薬物の話が最近出ているわけでまさに時事ネタの曲となります。

ライブでももちろん素敵な曲でしたが
ジャズジャズしているので恐らくCD音源では
もっと別の聴き応えがありそうでとても楽しみ。

今までの曲でも天馬さんパートでは韻を踏んでるのが多いですが
今回の天馬さんパートはバックの音楽の関係もあり
いつもよりラップ感が増しております。

間奏での瀬々さんの歯ギターが最高にエロかった…!


天馬「これは…その…高●あいからもらった…小麦粉か…何かです」

キルミーベイ●ー!!



--------------------------------------

天馬「それでは、メンバー紹介をさせてもらってもいいかなー!」
会場「いいともー!!」
けいさま「イイトモオオオァアアアアアアアアアアア!!!!」
天馬「なんでここだけいつも気合入れてやるんですか」
けいさま「楽しいじゃないですか」
天馬「消えちゃった?ゾンビパウダー消えちゃった?」

よこたん「天馬くん…変わった」
天馬「ええぇー!?NHKに出て?」

よこたん「ということで」
天馬「えぇ!?」
よこたん「私達の素敵な素敵なサポートドラムをご紹介いたしましょう
         ドラムス、ミワ!!」

このミワさんのドラムソロがかっこ良すぎる。
今ポニーテールのミワさんは、今度K-POPスターみたいなツーブロックにする予定らしい。

ミワ「このツアー中にアーバンギャルドさんにいろいろお世話になって」
よこたん「いやいや、お世話になったのは私達です…」
天馬「私たちは下の世話までやっていただいたんですよ」
よこたん「ちょ!?ちょっとなんてこと言うの!?やめてよ!」
天馬「要介護だから…」
ミワ「写真を何枚か撮らさせていただいて。」
よこたん「ドラムも出来るカメラも出来る。最高の男ですよ。」

ミワさんはポピュナイテッド所属のバンド「ムシケラトプス」のメンバーとして活躍しています。
ムシケラトプスは男性ロックバンドとなっておりまして
これがまた聞いた後わりとスッキリするような爽やかな曲もあります。
この日はムシケラトプスさんの物販もあったそうです。
ムシケラトプスのライブも見に行きたいものです。

そしてアーバンギャルドのメンバー紹介。

途中で天馬さんが中折れとか言って
よこたんに冷たい態度を取られながら。

けいさま「みなさまFCは何の略だか知っておられますか」
天馬「なんだろう?ファックオブ~」
けいさま「フルチンです」
天馬「フルチンなの!?」
よこたん「えっもっかい言って」
天馬「フルチンなんだ!」
けいさま「はい。名古屋弁でね、チンチンって言うのは暑いって意味でして」
よこたん「もういいよ!」
けいさま「今、すごくFC(ファンクラブ)がFC(フルチン)なんですけど」

ファンクラブの方がライブでダラスでのライブDVDもらえるとか
継続特典でキスマークステッカーもらえるなどの特典が!
ぐぐると昔はファンクラブの評判がそこまで良くなかったらしいのですが
今はいろんな特典があってファンの方なら満足出来るんじゃないかと思います。
かくいう私も前回のイベントで入ったばかりなので
前回のチェキ以外まだ特典などに与れてないのですけども

天馬「なんでお腹に一松って書いてあるの?」
けいさま「流行ってるんでしょ?紫なんだよ一松って!」
天馬「あっ!けいさまもね!メンバーカラー紫なので!!」
けいさま「なので、一松共々よろしくお願いしまーす!」
天馬「イェーイ!」
よこたん「バカ!」
けいさま「バカって言う方がバカなんですー」
よこたん「ふん!」

あっ、だから一松だったのね!
それはそうとよこけいとかいうジャンルもいいですね
なんというか猫のケンカみたいでかわいい。


瀬々「やあ。私はなにを紹介すればいいのかな?」
天馬「おっ、なんだこれは」
瀬々「ということで私、各地でいろんなグッズを紹介して参りました」
天馬「そうですね」
瀬々「タオルでね、隠れ蓑して熊から襲われるのを回避したり」
天馬「無理やりな理由をつけて無理やり買わせようとしますからね!!」
よこたん「お前は黙ってろよー!うるさいよ天馬さっきからー!」
瀬々「光るしゃもじで」
天馬「しゃもじじゃないからアレ!」
瀬々「えぇ~!?」
よこたん「ペ・ン・ラ・イ・ト」
瀬々「あれでレスキュー隊呼んで熊から逃げたんだけどもヘリコプターが落ちて」
よこたん「あら」
瀬々「そしたらですね何故かセーラー服を来てマシンガンを持った女の子にですねおもいっきり撃たれてですね」
天馬「ほう!撃たれたんですかというか何の妄想を話してるんですか!?」
よこたん「(ズババババ」
天馬「撃たれた!」
瀬々「いやグッズの紹介だから」
     その時ね、缶バッチ持ってたんですよ、今回の大きいの。それがカキーンカキーンって跳ね返してくれて」
天馬「いやいや!弾かないから!!」
瀬々「でね、生き延びたわけ。」
天馬「生き延びたんだ」
瀬々「でもお腹がすいたー死にそうだーってなった時にポケットに手を入れたらなんかサクマドロップが出てきちゃって」
よこたん「ちがうちがう、水玉ドロップス☆」
瀬々「それで飢えを凌いだわけですよという長旅をしてきたんですけど」
よこ「なんかロールプレイングゲームみたい」
瀬々「代官山に辿り着いたんだけれども、今日はツアー終わりじゃね?っていうね感じなんでみなさんもうツアーの思い出をガンガン物販で買って、このトートバッグに入れて、帰れ!
天馬「今までこの6会場の話要らなかったよね!?ただグッズを買って帰れって言えばよかっただけですよね!?」
瀬々「あれ…なんかソレ言ったら酷い奴かなって…ちょっと伸ばしたところで、和んだところで、買え。って言ったほうがよくない?」


なんかもう自由だなこの空間!?
以上、長旅のグッズこじつけもとい物販グッズの紹介でした。


天馬「わたくしのなまえは~(ウキウキ)」
天馬「ワタクシノナマエハ…?(小声)」
よこたん「…ボーカル松永天馬ー!」

天馬「私の名前はー!?!?」

てんまてんまー!!!

天馬「お片づけしちゃうわよ~!天馬係長よ~!!」


すっかり係長が身に染みている天馬さん。

天馬「この前係長任務で福岡に行ったの」
よこたん「へぇ」
天馬「福岡でちょっと生放送してきたのよ
     私はたまにしかそういうのに遭遇出来ないから、スタジオとかで茶の間戦士とか小学生集めて観覧させるようなイベント兼番組だったんですよ」
よこたん「ほー、福岡が」    
天馬「私たちは普段子どもたちと関われないけど、今回は関われるイベントなのかなって思ったら、僕ら機材室みたいなところ閉じ込められて…!結局子どもに会わず!
よこたん「やっぱり見せられないんだねー」
天馬「そうね、映像越しでしか…なんのために福岡に行ったのかしら…?」
よこたん「行かなくていいじゃんそれ!!w」
天馬「何のために…福岡に行ったのかしら………そんな係長よ~!」


ライブ恒例の写真タイム。
いつも通りtwitterにアップされてました。

 


天馬「ボーカル浜崎容子!!」
会場「よこたーん!」
よこたん「ようこだよ」

かわいい…

天馬「いいね!いいねいいね…!」
よこたん「ありがとうございます」
天馬「いいねマークつーけたっ♥」

手で作ったハートマークをよこたんに当てる天馬さん
そして付けられた部分に対して無言で手で払うよこたん

天馬「いやいや「いいね!」マークを払い落とさないでくださいよ」
よこたん「天馬菌うつすのやめてくださーい」
天馬「小学生かよ…!」

よこたん「実は代官山UNITは私達が初めてワンマンを行った場所なんです。思い出の地なんです。あれは何年前のことだったかしら」
天馬「5年前ぐらい?でもあの時はソールドはしなかった」
よこたん「なので、今回SOLD OUTで帰ってこれて嬉しいです。
         これからもアーバンを応援よろしくお願いいたします。


天馬「というわけでこれからインストアもクリスマスもあるけど来てくれるかな!?」
会場「いいともー!」
天馬「来てくれるかな!?」
会場「いいともー!」
天馬「生きろ!これは命令形だ!!」




--------------------------------------

17.ノンフィクションソング
ライブの後半に、生きろ、死ぬな、ととても強い言葉で
アーバンギャルドなりの「メッセージ」を送り付けられます。

ゾンビパウダーのつながりで血涙付いてるのが
またノンフィクションソングにも合ってる素敵な演出でした。

ラストはずっとノリノリで盛り上げる曲だけを歌うんじゃなくて
ここでぐっと歌声を聞かせる曲を持ってくるあたり
憎たらしいほど心を掴まれます。

いつかライブに行くまで、いや、ライブに行っても、
アーバンのその行先を見てる限りは死ねません。



18.原爆の恋

天馬「最後の曲です。
     明日戦争が起こるでしょう。
     原爆の恋」

もう言うまでもなくライブで盛り上がる
アーバンの超問題曲の中の一つ
(そもそもほとんど問題曲だけども)

この曲を聞いた時の衝撃はとてつもなかったけれど
いざライブで実際に歌っているところを見ると
曲に対する想いと言う名の放射能を身体に目一杯受けます。

画面越しなのに、ぼくらは直ちに影響を受けてしまうほど
原爆の恋の爆発力に圧倒されてしまいます。


--------------------------------------

松永天馬「昭和九十年 時に戦時中 世界はメイク中
    
         言葉を 殺 す な」


そして流れるくちびるデモクラシーのイントロ




しかし

銃声とともに倒れる浜崎容子


松永天馬「アーバンギャルドでした。この続きは…クリスマスで。」


けたたましいサイレンの音と共にライブは終演を迎えた。


--------------------------------------


 

 


【ライブ感想】

今回ニコニコ生放送という媒体でありがたいことに
プレミアム会員はなんとまるごと全部見ることが出来るという
とてもとても贅沢な思いをさせていただきました。

けれど、これだけ最初から最後まで見たにも関わらず
会場で見たいと感じさせるほど迫力がありました。
他のアーティストのライブやコンサートみたいに
チケット分ぐらいの価格でもフルで見れるならニコ生でも普通にお金出しますぜ。

あと、最後の演出は大げさじゃなくて本気でゾクっとしました
春を売れライブの時でも似た演出があったと聞きましたが
こんな演出されたらそら次のライブ行きたくなっちゃうよ。


ライブで聞く曲とCD音源で聞く曲は大きく違うものもあり
普段聞いてる曲はそこまで「好き好き!」ってほどじゃなかったのに
今回のライブで聞いたおかげでまた違った感情を持つようになり
ハマった曲もたくさんあります。
そういう意味でもやはり「直接ライブで聞きたい」欲が増しました。


特に箱男に訊け
自撮入門がここ最近ずっとライブ向け曲としてフル稼働してましたが
箱男の超ライブ向け動きまくれる曲が出来たのがとても嬉しいです。
バンドや箱によっては禁止なところもありますが
ジャンプしたり、ヘドバンしたり、
こういうのはライブの華だと思ってるタイプの私としてはウズウズします。


結構トークのところは書き出しましたが
これでも半分ぐらいカットしてるので
ぜひフルを見ていただきたいです。
それにもちろん曲も聞いて欲しいですし。

また、MC中にもありましたが
クリスマスライブでは今回のライブを全編収録したDVDもプレゼントされます!

信者や、宗教や、とこのレポでも書いてしまいましたが
実際はアーバンギャルドのライブは身内ノリとかも少なく
初心者でも楽しみやすいライブだと思いますので
ぜひぜひ見てみて下さいませ。


以上、今回のレポートで御座いました。
ああ…早くライブに行きたい…